前回、引っ越し後の動作確認をするためにhostsというファイルを

編集する方法を説明しました。

これは、DNSの仕組みとは関係なく、

強制的に新しいパソコンに接続させるために行ったものです。

 

ここでは、ドメイン名とIPアドレスの紐づけを新しいサーバーに変える作業をします。

この作業を行えば、あなたのドメイン名(URL)でサイトを見ようとしたとき、

世界中の誰もが新しいサーバーにつながるようになるのです。

前回のおさらい

前ページでは、動作確認のためあなたのパソコンだけを新しいサーバーに

接続させるようにhostsファイルを編集する方法を説明しました。

下の図のようなイメージでした。

動作確認時のアクセス経路

 

この状態で新しいサーバーに移行したサイトが正しく表示されることが確認できたので

いよいよすべてのアクセスを新しいサーバーに振り向けようというのが

今回ご説明する作業です。

こちらもイメージを見ておきましょう。

DNS設定変更後のアクセス経路

 

このように接続先をお名前.comサーバーからエックスサーバーに変えるためには

管理しているドメインのネームサーバーの設定を変える必要があります。

今回は、私がドメインを管理しているお名前.comサーバーを使って説明を進めます。

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ドメインのネームサーバー情報の変更手順

まず、お名前.comサーバーの「サーバーNavi」を開きます。

サーバーNavi画面の上部にある「ドメインNavi」をクリックして開きます。

お名前com-ドメインNavi選択

 

開いた画面で「Navi TOP」タブをクリックします。

お名前com-NaviTop切替

 

そうすると、ドメインの一覧が表示されますので、

今回ネームサーバーの設定を変更するドメインに対して

ネームサーバーを「変更する」ボタンをクリックします。

お名前com-ネームサーバー変更

 

表示された画面で「他のネームサーバーを使用」タブをクリックすると、

ネームサーバー情報を入力できるようになっていますので、

ここに引っ越し先のエックスサーバーのネームサーバー情報を入力します。

お名前com-ネームサーバー設定

 

エックスサーバーのネームサーバー情報(おそらく5つあります)が入力できたら、

下部にある「確認画面へ進む」をクリックしてください。

これで設定が完了です。

 

なお、エックスサーバーのネームサーバー情報の確認の仕方がわからない場合は、

下記の説明を読んでください。

まず、サーバーパネルにある「サーバー情報」をクリックします。

エックスサーバー情報選択

 

開いた画面の下部にスクロールしていくと、ネームサーバーに情報があります。

エックスサーバーネームサーバー情報

ネームサーバー変更後の注意事項

切り替わりまでの時間

ネームサーバーの設定が完了してから72時間以上経過しないと、

完全に接続先は切り替わりません。

その間は、お名前.comサーバーにつながったり、

エックスサーバーにつながったり不安定な状態になっています。

 

ですので、ネームサーバーを切り替えたからといって

旧サーバーをすぐに解約してはいけません

もし、この間に旧サーバーにアクセスできない状態にしてしまうと

Googleのクローラが巡回してきたときに

「サイトが存在しない」と判断されてしまいます。

DNS切替に72時間かかる理由

ネームサーバーの設定を切り替えた後は、

世界中から集まるアクセスを新しいサーバーに振り向けないといけません。

 

これを制御しているのがDNSという仕組みですが、

インターネット全体のDNSが新しいネームサーバーの設定を認識するのに

最大72時間かかると言われています。

よって、切替に72時間かかるというわけです。

 

DNSはキャッシュという仕組みで、情報を保持しています。

キャッシュのおかげで速く接続することができるのですが、

その反面、古い情報に基づき処理してしまうという性質があります。

このキャッシュは、24時間から72時間で更新されるのです。

 

よって、理論的には少なくとも72時間を経過しなければ、

完全に切り替わりが終わらないということになります。

わかった!若手サラリーマン

DNSって瞬間的ではなく、

時間をかけてじわじわと変わっていくんだね!

旧サーバーの解約時期

以上のことから旧サーバーの解約は、少なくとも1週間以上経過後にするべきです。

しかしながら、これも完全に保証できるものではなく、あくまで目安でしかありません。

 

私の場合は、ネームサーバーを切り替えてから1か月が経過しましたが、

未だ旧サーバーを解約していません。

ドメイン管理が残っていることも理由ですが、そこまで慌てる理由がないため

しばらく置いておこうかなと思っています。

 

このページで説明したことを理解されたうえで、

また、個々の事情もふまえて適切な時期に解約するようにしてください。

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